こんな会社は危ない

事業部制による事業部や部門単位の採算/評価制度が会社を消耗させている

あなたの会社は、本来の企業のなすべき活動をしていますか?例えば、「家電メーカーは家電を作り売り込む」ことが仕事であり、「ITシステム会社はIT化によりビジネス活動を円滑にさせる」ことが存在目的なわけです。あなたの会社はそのような活動に注力できていますか?

本来の活動に注力し効率的に行うためには、社内での分業が必須です。例えば社内に5つ事業部があるとして、それぞれの事業部や部門に「営業」「経理」「コンプライアンス対応」などが存在してバラバラに動いていませんか? そんな完全独立した事業部制を推進している会社はそもそもの生産活動をする余力がなくなってきているように見えます。

間接業務が増え続けている

もちろん、会社を存続させるには本来の業務に加えて様々な活動が必要です。例えば、以下のようなモノです。

  • 収益管理
  • 従業員の評価/給与決定
  • 人の調達/採用
  • 監査/コンプライアンス対応

これら自体を辞めるということはできませんが、企業活動としてこれらを最優先して実施することは「おや?」と思います。しかし、会社によっては「これら間接業務を多く的確にできることが必要」のような風潮がありますが、これは非常に危険です。

本来の業務がおろそかになり売上が増えない

社内の割合として、前に述べた間接業務が増えれば、その分本来の商品開発や営業活動に時間を割けなくなります。これは、売れる魅力ある商品/サービスを生み出せないことにつながり、マーケティング分析や提案などの機会損失につながります

事業部制が有効だからといって、ガンガン事業部を立てて本来現場の第一線でバリバリ動いていた人を事業部長や部長に据えてしまうと、役職者だけが増えて生産活動する人が減ってしまいます。これでは、売上は伸びませんよね。

間接業務が増えると利益がでない

色々やることが増えてきた、でも会社は事業部制だから事業部で仕事が完結できるよう、経理担当/監査担当/人事担当などの担当者を増やそう! というのも考えものです。

同じ会社なのですから、そこは人事部や総務部など対応のプロが一手に引き受けて対応すべきです。それぞれのプロ集団に権限を委譲してそれで一貫性がありかつ効率の良い活動を実施し、営業部門や生産部門や研究部門は本来の業務に邁進できる体制を作りましょう。

システム化をしていない/上手くいっていない

収益管理はシステム化により人の手を極力少なくすることができますが、このシステム化が上手くいっていないケースが多々みられます。

ある企業では、「既存のシステムを活用しながら新システムを導入したよ! 効果バツグンです!!」と謳っていましたが、実際の現場担当者は「見積」「受注申請」「売上計上」がすべて別システムとなっており、システム間の連携もほとんどなく、入力する内容が増えて仕事が増えたと嘆いていました。

利用者のことを考えていない、またシステム化の本来の目的が見えていない典型的な例です。

間接業務や雑用が多い会社は危ない

この人手不足が加速する社会状況の中、システム化を上手くできず、社内のリソースを分散させて間接業務が増えている状況で、「お客様に付加価値を!」「働き方改革で仕事しやすい環境にするよ!」「とりあえずみんな頑張って!!」と吠えている会社の経営陣は無能の集まりです。

そんな会社は早々に見限り、自身の会社が何をすべきか常に考え、お客様や社会のために邁進している会社に入り自分自身を磨いてください!!