こんな上司はあなたをダメにする

失敗を絶対に許さない【完璧主義上司】の特徴と対処法

<クソ上司シリーズ>、今回は非常に失敗に敏感で、部下が作業や顧客提案などで失敗することを絶対に許さない【完璧主義上司】です。

「人は昔から失敗から多くを学び成長してきた」という歴史的な格言を一切理解しようとせず、部下を叱咤し続けます。そんなので組織や部下は成長できません。中長期で見ると、組織成長の最大ボトルネックとなる存在です。

こんな【完璧主義上司】の特徴と部下としての対応方法、そして自分自身が【完璧主義上司】とならないための心構えを解説します。

【完璧主義上司】の特徴:「失敗 ≒ 悪」という単純脳の持ち主

特徴の例を挙げます。発注商品を間違えてしまったという場面です。以下のやりとりを見てください。

*************

部下
部下
xx課長、すみません。◯◯店舗への発注商品を間違えてしまいました。
上司
上司
は?何それ?なんでそんな間違いすんの?
部下
部下
発注するときにダブルチェックはしたのですが、下一桁の番号がずれてしまって… 申し訳ありません。
上司
上司
は?だからなんでそんな間違いすんのって。集中してやってれば間違えないよね?あーあ、どうすんのさそれ。
部下
部下
先方にすぐ連絡して謝罪したところ、間違って届いた商品は来月使うからそのままでいいと。すぐに本来の商品を届けてくれれば良いとのことで、すぐ対応します。
上司
上司
どうしてそんな間違いするんだよ… 対応終わったらすぐ状況と対応策のレポートだして。
部下
部下
わかりました。あと、その店舗へ直接出向いて謝罪したくて、xx課長も同席してもらえますか?
上司
上司
は?なんで行かないといけないの?間違えたのはあなたでしょ?
部下
部下
わかりました…
上司
上司
あと、提出するレポートには今後同じ失敗を必ず起こさない改善策も書いて。
部下
部下
わかりました……

*************

このように、ひたすらダメ出しをしてきます。これでは部下の存在否定・人格否定です。他人のことを全く考えられないクソ上司です。間違えたことは部下もわかっており、反省しているにも関わらず、傷口をえぐるかのように大声で間違ったことを強く言ってきます。トラブル時にその態度は顕著に現れます。

また、上司自身が責任を取ろうとせず、完璧な対応策や改善策を求めてくるのも【完璧主義上司】の大きな特徴です。こんな上司では、優秀だとしても真面目な部下ほど責任を感じて思い込んでしまい、精神的にまいってしまいます。

間違いに目をつぶれとお伝えしたいわけではありません。失敗は真摯に受け止める必要があります。しかし、失敗は誰しもあります。そこで本来上司が取るべき行動は「一緒にトラブル収束に向けて迅速に対応する」ことと「間違いの本質を部下と一緒に考えて失敗からの発見・学びを共有すること」です。

【完璧主義上司】の特徴を以下にまとめます。

【完璧主義上司】の特徴
  • 間違えたこと自体にネチネチとダメ出しをする
  • 完璧な状況報告と対応策・改善策を求めてくる
  • 失敗の原因はすべて部下にあり責任をなすりつけようとする


【完璧主義上司】が存在することによる、組織や部下への弊害は以下です。

【完璧主義上司】による弊害
  • 失敗に恐れ言動が消極的となり新しい意見が全くでてこなくなる
  • チャレンジ姿勢がないため部下が成長せず、同じような失敗を繰り返す
  • 失敗への責任に押しつぶされ、部下が精神を病んで辞めていく


【完璧主義上司】への対応方法:うっかりミスの失敗をできるだけ少なくする

【完璧主義上司】への対応はかなり難しいです。相手が一方的に思い込みで言ってくることに対して、論理的な対応は有効とならない場合が多いです。できればさらに上の上司などを巻き込んで進めたいところですが、個人としてできそうな対応をお伝えします。

業務のツール化・自動化を進めて単純な失敗自体を少なくする

失敗をゼロにするということは不可能ですが、失敗を少なくすること自体は業務を効率的に進める上でも有効です。できるところから取り組んで、【完璧主義上司】からちょっとした失敗で色々と言われる機会を減らしましょう。

失敗を減らす有効な方法は、できるだけ業務をシステム化・自動化することです。機械(コンピュータ)に任せれば、うっかり打ち間違えたようなミスはなくなります。

身近なツールとしては Microsoft Office の Excelマクロ があります。本格的なものになると数十万以上するソフトウェアもあります。社内で利用できるツールを調べ、自身の効率化やスキルアップのためにもなりますので取り組んでみましょう!

【完璧主義上司】にならないために:失敗ではなくリカバリーや本質的な原因に目を向けよう

これまでは部下として【完璧主義上司】の特徴や対処法を説明してきましたが、あなた自身が【完璧主義上司】にならないためのどうすればよいかということを解説していきます。

失敗ではなくリカバリーに目を向ける

失敗ではなく、迅速にどうリカバリーするかということに注力します。失敗だけを見ても、今の状況は解決せず進みません。前に進まず誰も得をしない失敗に対して指摘をするより、みんなハッピーになる解決に向けてエネルギーを使いましょう

「あ、失敗に対してグチグチ言ってるかも…」と思ったら、「じゃぁ、このあとどうしようか考えよう」という言葉を発します。それだけで、部下は前向きに考えようとしますし、雰囲気も変わります。部下は失敗に対して責任を感じて凹んでいますから、こういうときは前向きになれる言動を上司のあなたが率先して行います。

トラブルは業務および社会人経験豊富なベテランである上司の見せ所です。一緒に解決すれば部下も救われた気持ちになり、上司であるあなたを信頼するようになりますよ!

失敗を生み出す本質的な原因を解決する

うっかりミスの失敗が単発的に発生するだけなら「しょうがない」で済ませば良いレベルですが、同じようなミスが複数名で定期的に発生するような状況では、より根本的な問題が潜在化している可能性が高いです。表面的な失敗や問題ではなく、本質的なところに目を向けましょう。

良くあるケースとしては、「業務の全体的な方針が不明瞭で、何をすべきか部下全員が良くわかっていない」あるいは「業務を遂行するスキルに達していないメンバーが多く能力が追いついていない」などです。

時間はかかりますが、いずれも上司であるあなたが先頭に立って「皆んなを集めて方針を丁寧に説明する」、また「研修参加や勉強会開催をしてスキルの底上げを行う」ということが必要です。継続して実施すれば必ず成果はでてきます。そうすれば、部下全員は「xxさんについていけば問題は解決できる!」としてより信頼して仕事もしやすくなるでしょう。

【完璧主義上司】の部下になってしまったら:疲弊しきってしまう前に職場を変えよう

【完璧主義上司】は、部下の人格否定につながるようなことをグチグチと言ってきます。こんなことを言われ続けたら、誰だって凹むし病んでしまいます

人は失敗を経て成長します。失敗をプラスにつなげることができる職場を探しましょう。チャレンジ精神を受け入れ、育む会社は数多く存在します。そんな会社であなたが活躍すれば良いんです。転職も視野に入れてましょう。応援しています!

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