こんな上司はあなたをダメにする

正論を言って自分だけ満足【エセ論理派上司】の特徴と対処法

クソ上司シリーズ、この記事ではドヤ顔で正論を言い放ち、自分だけが満足して部下を突き放し実際は何も進めることができない【エセ論理派上司】です。

すぐに実現できないような正論(あるべき姿)を言い放ち部下に押し付けるので、言われた部下は「絶対できないことをやれと言われた」状態で何もできなくなります。一見、論理的で説得力がありそうですが、自分では何もすることができない無能上司です。説得力があるように聞こえる分タチが悪いです。

そんな正論大好き【エセ論理派上司】の特徴と部下としての対応方法、またあなたが【エセ論理派上司】にならないようにどうするべきかを解説します。

【エセ論理派上司】の特徴:できない理想を部下に押し付ける

まずは以下をご覧ください。若手社員がお客様に機器導入の見積をレビューしてもらう際のやりとりです。

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部下
部下
今週末、xx会社に提出する機器導入の見積書を作成しました。ご確認お願いします。
上司
上司
どれどれ。んー、この金額どうやって算出したの?
部下
部下
これは、過去同じような対応をした見積書を○○先輩から入手して作りました。
上司
上司
いや、これきちんとお客さんの導入目的や将来どこまでどう使うかという見込みを確認したの?
部下
部下
はぁ、一応簡単に聞きましたが、いつも同じような見積なので詳しくは…
上司
上司
要件定義をきちんとしたの?ということだよ。機能面だけじゃなくて、パフォーマンスとかの非機能面もさ。
部下
部下
要件定義… ですか…
上司
上司
そうそう。それをしないで進めてどうすんのって。
部下
部下
でも、具体的にどうすればよいか良くわからないですし…
上司
上司
いや、提案するときに要件定義をきちんとしてお客さんとすりわせるなんて常識でしょ。こんなんじゃ進められないよ。やり直して。
部下
部下
はぁ、わかりました…
(時間もないのにどうすればいいんだよ!)

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このように、「本来こうすべき」といういきなり実現が難しそうな理想をやれと言ってきます。このような理想やあるべき姿を伝えるのは悪いことではないですが、実現できないことを部下に押し付けても部下は何もできず途方にくれるだけです。何も進みません。【エセ論理は上司】はそれが理解できません。

そして、上司は自分が理想・正論を言ったこと/言えることに満足して思考停止してしまうので、そこからじゃぁどうするのか/どう進めていくのかという具体的なことを何も指示できません。急ぎで対応しなければいけないなど部下の状況も考慮しようとしません。論理的なので言うことが的確そうに見えて、実は何もできない隠れ無能上司です。ほんとタチが悪いです。

【エセ論理派上司】の特徴を以下にまとめます。

【エセ論理派上司】の特徴
  • すぐに実現が難しい理想論・あるべき姿を部下にやれと押し付ける
  • 部下がどうすれば良いか困っているのにそれに気づかず正論を言ったことに満足している
  • 結局ものごとが進まないがそれは自分の責任と認識できず実行できない部下が悪いと思っている


【エセ論理派上司】によって発生する部下や組織への弊害は以下の通りです。

【エセ論理派上司】による弊害
  • 言われたことが理解できないため自分の能力がないと部下は勘違いし自信を失う
  • 指示される内容の実現が難しいため、仕事が全く進まない


【エセ論理派上司】への対応方法:正論との現状の中間点を探り実行する

あなたが【エセ論理派上司】の部下の場合、その上司と可能な限りスムーズなやりとりをしていく方法を解説します。

「やり方」と「いつまで」を突っ込んで質問する

【エセ論理派上司】は聞く感じでは論理的に話してきます。ですので説得力があるように聞こえるのです。この説得に屈せず、まず「具体的なやり方」を突っ込んで聞きましょう。

このような上司の正論は、上司が言う「あるべき姿」と「現状」が乖離しているケースがほとんどです。ですので、そのギャップを埋めるアクションを具体的に聞きます。ですので、前述したやりとりのような例では「では、要件定義をしっかりとするために、わたしはまず何をすれば良いですか?」と臆せずがツンと聞きましょう。

合わせて、「今週末までやらないといけないのですが、何をどのようなスケジュールでやればいいですか?」とこれもガツンと聞きます。上司はほぼ実現不可能な正論をかざしてきますから、「じゃぁどうやるの?」というのを内容とスケジュールで堂々と突っ込んで聞きます。上司がきちんと答えざるをえない状況にして、上司の正論という薄い防護幕をひっぺがしてやりましょう。

正論と現状の中間点を探って進める

突っ込んで質問するのは上司を追い詰めるために有効ですが、それで上司が逆ギレしたり怒鳴られてはこちらも疲弊してしまいますし、そもそも仕事を進めなければ意味がないというところもあります。

そこで、上司の正論(あるべき姿)は「そうですか、わかりました」と一旦受け止めて、現状とあるべき姿の中間点(妥協点)を調べたり周りに聞いたりしてそこまでは実行するように動いてみましょう。

先述の例での中間点とは、「要件定義というしっかりしたものは良くわからないしできないけど、現状困りごとがないかどうかだけはお客様に聞いてみよう」という感じです。「精一杯、今できることを考えてチャレンジする」ということはあなたに新しい経験やスキルの取得をもたらし、大きな成長へとつながります。上司がどうこう言おうが自分のためだと考えて行動しましょう。

【エセ論理派上司】にならないために:部下が業務を進めることができるような仕事の与え方をする

あなたが既に上司の立場、あるいは今度部下ができて上司となった場合に、【エセ論理派上司】とならないための心構えをお伝えします。

部下と一緒に仕事を進めることを考える

仕事を進める上で、部下がどれぐらいの能力を持ち、どのような業務であれば成長しながら仕事をこなせるのかということは常に考える必要があります。部下が上手く活躍し、成長していくことが組織の拡大につながりますし、あなたの社内での評価向上にもつながります。そして、あなたがいくら知識が豊富で論理好きだとしても、「部下ができず困ってしまうようなことを言い放っては何も進みまない。」ということを覚えておきましょう。

そこで、説明するときは「その部下と一緒ならどう進めることができるか」ということを真剣に考えます。あるべき姿を理想像として部下に伝えることは良いですが、それを部下ができなければ、手助けする体制作りや途中のフェーズまでやらせてあとは先輩や自分と一緒に進めるなど、その業務が期限まで円滑に進む方法を示します。

そうすれば、部下も考えながら進めることができますし、そこで新しい学びがあればやりがいや自信につながります。そんな仕事やフォローをしてくれるあなたである上司をとても信頼するようになりますよ!

方法論よりスピード感を重視する

これからの技術革新が進むと、会社やし組織も生き残るためには社会情勢の変化に合わせて変わっていかなければなりません。そんな状況では、理想論や方法論より「まずやってみる」というスピードが重要視されます。

あるべき姿/目指すべき姿を提示して計画を綿密に立てて進めるやり方は、これまでであれば重宝されてきましたが、今後はそこに時間をかけてしまうと競合他社に追いつき追い越されてしまいます。考え方を変えましょう。まず考えるよりやってみて小さな成果を素早く積み重ねるということをあなたの組織全体で取り組むようにしましょう。

このような考え方/行動スタイルが身につけば、自然に「正論を振りかざす」というスタイルではなくなっていきます。また、スピード感重視でもあなたの得意な論理性を重要な判断・決断ポイントで発揮すれば、その仕事やプロジェクトの成功確率はあがるでしょう。そんな上司であれば、部下は上司であるあなたに尊敬しついてくるようになりますよ!

【エセ論理派上司】の部下になってしまったら:成長が止まってしまうなら転職も視野に

【エセ論理派上司】の部下にり一番心配なのは、あなたの成長が止まってしまうことと、何もできない自分に自信がなくなり何もやる気が無くなる状態になってしまうことです。

【エセ論理派上司】は論理という皮を被った無能人間ですから、何もできないのはあなたの責任ではありません。そんな上司はさっさと見切りをつけてあなたから離れてしまいましょう。

部下の成長を考え、一緒に仕事を進めようと取り組んでいる組織・会社はたくさんあります。転職をして自分にあう会社を探しましょう!

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