こんな会社はあなたをダメにする

【危険】帰属意識を高めようとしている会社に将来性はない【根本対策】

ITmedia に 「2年以内」に会社辞めたい若者は約4割 薄れる帰属意識 という記事が載っています。

日本のミレニアル世代の37%が、2年以内の短期離職を検討している――デロイト トーマツ グループの調査でこんな結果が出た。一方、5年以上の長期勤続を検討している人は30%にとどまった。16年の調査開始以来、短期離職を考える人の割合が長く働きたい人の割合を上回るのは初めて。

みなさんも会社の上司から「帰属意識を身につけろ」と言われたり、部下を見て「帰属意識を身につけなければ」と考えることもあるかもしれません。

しかしそもそも、帰属意識は意図的に身につけなければいけないものなのでしょうか?

帰属意識とは何なのか? 帰属意識を高めていく必要性と帰属意識を高めようとする会社の危険性について説明します。

帰属意識とは?


帰属意識とはそもそも何なのかをまず考えます。

実用日本語表現辞典」では以下のように定義しています。

ある集団に自分が属している、その集団の一員であるという意識。企業や民族などさまざまな規模・単位について用いられる。

自分はその会社(企業)の一員なんだ! 会社の一員として活動してるんだ!」と実感することですね。

帰属意識が薄れていくことの真実


記事では、「長期勤続を求める若者が少ない」と書いています。

わたし自身の経験上、もともと帰属意識が高い会社の存在は少ないですが、確かに数年前と比較すると帰属意識が薄れていると感じます。

では、なぜ帰属意識が薄れいているのでしょうか? その真実は以下のような状況からきています。

  • 企業に長期勤続することが安定や高収入を示すことではなくなってきた
  • 本来の業務以外にもやることが多く、やりがいを感じず消耗している
  • 変化についていけない会社が多く、会社の先行きに不安を感じてきている

この状況を生み出しているのは、「社会変化(技術革新など)に追随できない会社」と「将来のビジョンが明確ではない会社」の存在です。

これらを根本的に解決する、あるいは解決しようとしていない企業は、どんどん従業員の帰属意識が薄れていく会社になっていきます。

魅力がない会社は帰属意識を高めようがない


会社の帰属意識を高めるには、社員が「この会社でずっと働きたい」と思う必要があります。これが数年前までは「安定経営」「そこそこの給与」あたりがステータスでしたが、今は違ってきています。

この社会変化が激しい中、安定した会社なんてありませんし、海外と比較して日本の給与が低いことも調べればすぐにわかります。

そんな中で魅力ある会社が自然に帰属意識が高まっていき、生き残っていきます。その会社は以下のような会社です。

  • 社員が一丸となれるビジネスモデル
  • 会社のビジョンが明確・明瞭である
  • 会社内の仕事が分業制で、皆んなやるべきことに集中して取り組んでいる
  • 社会変化についていくべく、IT化を進め技術革新を取り入れている

例えばIT企業や派遣会社に多いですが、お客様先に常駐してお客様の仕事をしている(請負う)会社の社員は、自社に所属している意識は低いです。

これは環境と仕事内容(ビジネスモデル)がそうさせています。顧客の仕事をそのまま請負うビジネスモデルで帰属意識を高めるということ自体が到底無理な話です。

また、会社のビジョンや事業方針が存在していなかったり、目先のことばかりになると、そこに所属している人間は不安を感じます。

不安を感じて帰属意識が高まることはありません。

ビジネスモデルやビジョンに魅力がない会社は帰属意識を高めること自体が無理なのです。

帰属意識を高める必要がない会社


では、帰属意識を高める必要がない ≒ 社員が積極的に働く会社 を考えると、「社員一丸となるビジネスモデル」と「ビジョンが明確な会社」となります。

社員が一丸となるビジネスモデルとは、簡単に言うと以下のようなビジネスをしている会社です。

  • 自社商品を開発し売っている
  • 自社サービスを開発し売っている

自社で顧客に貢献できる商品やサービスを自前で開発して売っているということです。

先に紹介した「顧客先に常駐して顧客の仕事をしている」のは、社員の労働時間を売っているだけです。これでは自社との関連性を感じず帰属意識が高まらないのは当たり前です。

また、「ビジョンが明確な会社」も簡潔に言うと以下のような会社です。

  • 数値だけではない具体的な達成・貢献目標がある
  • 社員全員の行動につながるビジョン・目標になっている

例えば、「5年後に売上を10倍にします!」だけのビジョンだと、結局明日から・今から具体的に何をすれば良いかわかりません。

社員全員が「去年よりも先月よりも一生懸命頑張ります」としか言えないつらくて面白くない目標になります。

これでは帰属意識の高めようがありません。

自分のために会社を変える


帰属意識に関わる根本の部分が、会社の魅力「自社サービスを売る」「ビジョンを明確にする」必要があるとわかっても、会社全体に関わることなので一社員のみなさんが変えていくことは難しいです。

また会社自体に魅力がないと、今後の人材不足状況においては人が集まらず、会社の将来(収益)は危ういと言ってもいいでしょう。

自分自身が成長し帰属意識を考えることなく楽しく働くためには、会社を選ぶことが必要です。

自分自身の将来を考えて、自分に合う会社を転職エージェントサービスに相談して探していくことが一番効率が良い方法ですね。

▼相談できる無料転職エージェントまとめ

まとめ:帰属意識を高めようとすることが間違い

帰属意識とはその会社の一員であることを実感できることです。

しかし、社内で「帰属意識を高めよう」という話題やミッションが出てくる会社は、将来への危険性があります。

会社自体の魅力へつながる社員一丸となるビジネスモデルを作る・具体的なビジョンを立てるということをしなければ、人が離れていき会社の存続自体が危うくなるでしょう。

そうなる前に、自分自身のために、きちんと自社商品・サービスを構築し明確なビジネスモデルを掲げている企業を探しそこで活躍していくことをおすすめしますよ!

▼相談できる無料転職エージェントまとめ