仕事論

仕事が多すぎる/振られるときにどう対処するか 〜仕事の無限ループから脱却しよう!〜

「毎日やることが多すぎて帰れない…」「今日も仕事を振られて予定通りの時間に帰ることができなかった…」なんてことありますよね。これが続くとホントしんどくなります。

仕事を振る側の経験もあるわたしとしては、振ってしまうほうも問題があるケースがあるのですが、今回は仕事を振られる側がどう対処すれば良いかを考えてみます。

なぜ仕事を振られるのか

周りの人と比較して自分だけ仕事を振られている場合、その原因はいくつかあります。

  1. 他のヒトに頼むより仕事が早く終わる(あなたの能力が高い)
  2. あなたしかできない仕事が多い
  3. あなたがいつも仕事を振られるヒトのすぐ側にいる
  4. あなたが優しくて頼みやすいヒトだから

などなどです。振る側はいつも側にいるとか、あまり考えず振っているケースが多いです。振られる側は超しんどいのに。

自分はどのようなケースに当てはまるか考えた上で、対処方法をみていきます。

正論で断る

しんどいけど仕事もきちんとしたいのであれば、感情論ではなくまずは正論でバシッと振られた仕事を断りましょう。断り方は以下のような感じです。

  • それは社内役割的にxxさんがする仕事なのでは?
  • いま◯◯もの仕事を抱えているので、それをすると終わるのは明日の夕方になりますけど?
  • これ以上残業すると社内の時間外規定△△時間を過ぎてしまいますよ?

社内の役割や規定、また客観的にいまの他を含めた仕事やプロジェクトへ影響が出ることを淡々と語ります。代替案を思いつけばそれも一緒に伝えるのが良いでしょう。

上司やマネージャーに相談する

断ると言っても、あなたが優しすぎて担当者に直接言えないこともあるでしょう。また、正論で断っても次から次へと振られるのであれば根本的な解決には至っていません。そんなときは、その組織で仕事を振る権限を持っている上司やマネージャーに相談します

ここでも相談内容は正論をぶつけましょう。ただし、あなたのしんどさを伝えるのであれば多少感情的になっても良いです。「この状況が続けば会社にこれなくなるかも」みたいな。いつもしんどいと言っていなければ、話を真摯に聞いてくれるはずです。

わたしも会社員のマネージャーをしてたとき、客先交渉やメンバー管理、組織運営などで手が回らなくなる状況が1年半ぐらい続き、「これはもうダメだ、精神的に病みそう」と思って当時の部長に状況説明と感情論で訴えたことがあります。そのときは、その部長が自ら仕事を巻き取ってくれるなどして非常に助かったことがありました

もし上司がそんな話を全然聞いてくれないとすれば、それは早くその組織を抜けることを考えたほうが良いです。あなたがダメになってしまいます。

振られる場にいないようにする

これは実際によくあるんですが、仕事を振るヒトのそばにあなたがいるから仕事が振ってくるという状態です。本来は依頼するヒトじゃなくても、人間はついつい身近なヒトに仕事を振ってしまいます。

これを回避するには、そのヒトの近くにいないことです。外出を増やす、会議室や他の場所での一人仕事を増やすなどを実践します。ただし、それであなた自身の仕事のパフォーマンスが落ちないように気をつけましょう。

さらに部下や同僚に仕事を振る

振られた仕事をさらに他の人に振ります。これはかなり高度なテクニックです。「仕事を振る」というのは結構難しいんです。

振った部下や同僚に進んで仕事をやってもらうには、その仕事が必要な背景や説明をします。その仕事をする上で、どれだけ会社やその人にとって良いことが起きるかも説明できるとなおベターです。

単純にお願いするだけでは、あなたに何も考えず仕事を振っている人と同じです。また、説明や教えることに時間がかかれば、「やっぱり自分でやっちゃおう」という考えになりがちですが、それでは何も解決できず悪くなる一方です。

高度な仕事を振るスキルが身につくに加え、あなたに余裕が出れば新しいことにチャレンジしてそれがさらにあなたの成長へつながります。「他人に仕事を振る」ということにぜひ前向きに取り組んでみてください。

偉くなる/出世する(仕事を振る側になる)

これは時間がかかりますが、仕事を振られないようにする最終目標といっても良いでしょう。あなたが直接実務をせず、仕事を振ってレビューや判断するポジションになればイイんです。

課長やマネージャーなどの中間管理職レベルでは、上と下に挟まれるのでまだかなりしんどいです。もっと楽になるなら部長や次長(部次長)レベルを目指しましょう。

これは組織論的な話ですが、仕事を振ってもトラブルがあったときはあなたが責任を取るという覚悟や姿勢を持つことが大事です。何か起きたときに全力で助けてくれる存在であれば、「あいつは仕事だけ振って何もしやがらねぇ」みたいのことを部下から言われることもないですからね。皆が協力し合える良い組織を作ってください。