履歴書/経歴書

履歴書はあなたの「身分証明・存在証明」です【書き方】

履歴書の書き方について、一番大事なことをお伝えします。それは、「履歴書はあなたの身分証明・存在証明と思って書く」ということです。

「わたしは今までこんなふうに生きてきました」という過去を提示し、存在を信頼してもらうのです。転職に限った話ではありませんが、人と何かをするという状況である以上「まずこの人は信頼できる人物なのか?」ということを会社側は確認したいですからね。

このような「履歴書はあなたの身分証明である」という観点から、書き方のポイントをお伝えします。

ウソは記載しない

人は「他人に良く思われたい」「これが悪い感じに思われてしまったらどうしよう」と思ってしまう面がありますから、履歴書は少しでも良く記載しようと考えがちです。ですが、ウソ・偽りを記載することを絶対してはいけません

20年以上生きてれば、人は幾つか良くない点があルものです。「浪人した」「病気になって休職した」という空白期間もあれば、「偏差値の低い大学だった」「前の会社が倒産してしまった」ようなイメージが良くない経験もあります。

しかし、それはウソをついて信頼をなくしてしまう」ことに比べれば大したことではありませんし、現時点ではきちんと理由があり説明できれば、学歴や経歴の空白期間はそれほど大きな問題にはなりません。自分の存在を証明し信頼を得るべく、正直に書きましょう。

ウソが入社後に発覚すると大きな問題になることがある

これはわたしが採用面接官として会社で実際に経験したことです。Aさん(男性・26歳)が入社してきました。そのときはポテンシャルのある若手を組織ではほしがっており、自主的に勉強し履歴書に複数の資格保有が記載されていること」をプラスに受け取り採用しました。

しかし、入社後に「履歴書に記載していた資格情報が全てウソ」だったことがわかりました。その資格を持ってはいなかったのです。入社はしたものの、その人は信頼を失い会社にいることができなくなり、数ヶ月後に自主退社してしまいました。

もう一つの例として、Bさん(男性・28歳)は入社前直近に半年間の鬱病歴があったものの、その失業期間を前の会社の就業期間としてウソを履歴書に記載していました。その方は入社1ヶ月半後にまた鬱症状を発症して辞めてしまい、その方を紹介した人材会社とも虚偽内容を伝えていたとして、トラブルに発展していました。

マイナス面は論理的に説明し、現在・将来の説明でプラスに持っていく

「でも、マイナス面をそのまま話しても採用されなければ意味ないじゃん!」とも思いますよね。そこは、あなたの今の気持ちと将来への想いを熱く語ることでプラスに持っていきましょう。

マイナス面は感情を入れず、客観的に説明します。感情を入れると言い訳に聞こえてしまうからです。「xxという状況で同僚も5名退職しました」とか「自分にxxという力が足りず△△という社風についていけなかった」など、自分自身と周囲の外的要因もできるだけ客観的に伝えます。

そして、マイナス面の説明だけに留まらず「マイナス面を経験したから、今の自分がいる」「マイナス面で新たな自分を発見したから、それを活かし将来はこういうことがやりたい」というような説明をキッパリ自信を持って述べます。現在と未来に重点を置いた説明をするようにしましょう。

それで不採用になったとしても、それはあなたにその会社が合わなかったのです。会社に見る目がなかったのです。ウソをついて短期的になんとかするより、きちんと自分自身のことを理解しようとし、信頼をお互いに構築できる、長く付き合える会社を探しましょう。