退職理由・説明

「今の会社が成長/スキルアップできる環境ではない」ことを退職理由にするときの注意点と説明の仕方


「給与に大きな不満があるわけではない」
「将来やりたいことが決まっているわけでもない」
「でも、このまま今の会社にいたら自分自身がダメになりそうだから何とかしたい」

という方は多く存在しています。

やりたいことが明確ではないが、社会情勢は色々と変化している中で周囲の友人が経験を積み順調に出世やキャリアアップをしている状況を見てしまうと、自分が世の中に取り残されることを感じ不安になります。あなたのその感覚を大切にし、自分自身の成長を信じて転職への一歩を踏み出しましょう。

ただし、「やりたいことが明確ではない」ということで退職理由の説明に苦慮する方も多くいます。会社が成長できる環境ではないことを理由に会社や上司に退職説明するときの注意点を解説していきます。

どういう環境が自分に必要なのかを具体的に伝える

なんとなく不安なことを伝えても「世の中そんなもんだよ」「もう少し会社でやりたいことを見つけてから考えようよ」のように説得・慰留されてしまいます。

ここでは、「どういう環境が自分の成長に必要なのか」ということをより具体的に説明して退職を押し切りましょう。具体例を以下に3つご紹介します。

尊敬できる人がいない(人間関係)

自分自身の成長を加速させるためには、尊敬して真似したくなるような先輩や上司の存在が不可欠です。

成長を加速させるには尊敬できる先輩・上司の思考の真似をするべし! 「スキルを身に付けてもっと素早く仕事をしたい!」「多くの経験を積んで高度な仕事をしたい!」というのは誰もが思うところですよね。 ...

その点が将来の不安や現状の不満につながっているのであれば、今の会社には尊敬できる人が全く存在しないことを理由として伝えましょう。

「尊敬できる/できない」は主観的な部分が大きいので、「あいつは尊敬できるんじゃないか?」「他の会社にいるとは限らないぞ」みたいなことを言われて説得されても、「自分にとって今の会社にはいないんです」という自分自身の主張を伝えて押し切ります。

労働環境が良くない(残業が多い/異動が多いなど)

労働環境が悪すぎると、あなたの成長やスキルアップは鈍化してしまいます。具体的に悪い環境とは以下のような状況です。

成長を阻害する悪い労働環境例
  • 時間外勤務や土日出勤(残業)が多い
  • 転勤を伴う異動が多い
  • ハラスメントが横行している

残業が多い/休日が少ないことで起きる弊害はハンパない!気づいたら周りから取り残されちゃうよ! 残業が多い/休日が少ないとよろしくないことが色々とでてきます。本当に今のままの状況で大丈夫ですか?ということを考えてみましょう。 ...

「自分自身で何とかできる」ようなこともあるかもしれませんが、会社や組織に蔓延している状況であれば、個人レベルでの改善は難しいです。具体的な労働環境の悪さを伝えましょう。

ただし、労働環境については「改善していくから会社に残ってよ」と説得するされる可能性が非常に高いです。このように言われたときの対処法については、以降で述べます。

「環境を用意するから残ってほしい」と説得されたらどうするか

自分自身が成長していくための環境の悪さを退職理由としたときの会社側からの説得としては、「環境を用意する/改善するから残ってほしい」と言われる場合が多いです。そのときの対処方法について解説します。

妥協ラインがあるのであれば決めておく

「提示される環境によっては会社に残っても良い」と考えているのであれば、その具体的な妥協ラインを決めておきます。

例として、退職理由を「残業が多いのが不満」として「残業を減らすから残ってほしい」と言われた場合は、具体的に「どんな計画で・いつまでに・何時間減らすのか」を交渉して、上司・会社から聞きだします。

そして、それがあらかじめ自分で決めた妥協ラインとなるのかを確認しましょう。例えば、「月60時間の残業が20時間以下になれば残っても良い」と決めて、20時間以内にしてくれる約束とそのための計画を確認します。問題なく確認できれば会社に残るという判断です。

もともと退職する意志はあるのですから、自分自身が妥協できる改善案がでてこなければ、さっさと辞めてしまいましょう。

どんな案を出されても会社を続けたくない場合

「環境が改善したからといってもう会社に残りたくない」という方も多いでしょう。その場合は、「環境が悪い」ということにプラスして退職したい理由があるはずです。その理由をきちんと説明時に伝えましょう。

「チャレンジしてみたい仕事がある」「給与面にも不満がある」「役割に不満がある」など、あなたが退職まで考えるに至るには、複数の蓄積された不満や志があって決意したはずです。それをまとめて相手に伝えます。

退職説明のときに転職先を決めておく

会社もどうしてもあなたに残ってほしい場合は、退職理由などあまり関係なく必死に説得してきます。こうなると、あなたがどれだけきちんと退職理由を述べたとしても、理解を得られることは難しくなります。

そんなときは、こちらも理屈を並べるより「会社を辞めるんです!!」という強い意志を持って相手を押し切りましょう。そのときに最後のトドメとして出したいのが、「既に自分がスキルアップできる転職先が決まっている」という事実です。押し通す強い意志と転職先が既に決まっていれば、相手も「そうか、じゃぁしょうがないな」と言わざるを得ません。

やりたいことが明確に決まっておらず、でも給与や勤務条件の良いところ・これまでのスキル/経験を少しでも活かして転職したいといときは、まず転職サイトに登録してオファーを待つという手が有効です。いくつかサイトはありますので、一度登録して転職への第一歩を踏み出しましょう!