KyobashiIMGL9561 TP V

この人材不足の状況において、きちんと考えて行動しているひとをまっとうに評価し昇給・昇格できない会社は存続が危ないです。なぜかとういと、以下のような状況になり人材が会社から離れていくためです。

  • ひとはきちんと評価されないと、その組織での存在意義を感じない
  • 能力が低いひとが上司だと、「オレはこんなにやってるのに」という不満が大きくなる

きちんとした評価とは

「きちんと評価をする」と言っても、評価をする側からすると非常に難しいです。ただし、難しいから・メンドクサイからといってきちんとひとを評価しないことは、会社・組織として一番やるべきことをやっていません。


まず、組織内におけるひとの評価が高いとはどういうことなんでしょうか? 簡潔に言うと「個人の処理能力が高い」「人間的魅力が高い」と考えています。もう少し具体的にすると以下のような項目です。

  • 広く状況を客観的に把握し、業務の目的を理解し目標を立てることができる
  • 具体的な行動計画(いつまでに何をするか)を立てることができる
  • 行動計画に沿って業務を完遂できる
  • 関係者に状況を説明し、動機付けできる
  • 周りのひとから慕われ、組織を統率・引率することができる


まぁ、上のことが全部できるスーパーマンなんてそうはいません。ただ組織の上に行けば行くほど、上記のような能力・人間性を広く持つべきです。また、評価項目に「成果」が載っていませんが、成果はコントロールが難しい反面、計画と行動はコントロールできます。ですので、中間管理職レベルまではそのひとが立案した計画と行動内容を重視すべきです。上のような能力を持ち合わせていないのに評価してくれ!と思っているひとは、まず自分の能力を磨きましょう。


もうひとつ、組織内の評価で大事なことがあります。それは以下です。

  • (できる限り)公正・公平・オープンに評価する

「できる限り」と記載したのは、評価する側からするとこれもかなり難しいからです。さらに人数が多い組織になると難しさが増します。ただし、だからといってこれも実施しないと、その組織はできるひとから離れていきます。


ひとはきちんと評価されないと、その組織での存在意義を感じない

「きちんと考えて計画を立て、行動もそれなりにやっている。そして、愚痴やひとの悪口もそれほど言わず頑張っているのに昇給・昇格につながらない...」こんなことでは、まったくモチベーションがあがりませんよね。こんなことが長く続くようであれば、その会社は辞めてしまいましょう。


会社として人材を大事にし必要としているのであれば、まっとうに能力があるひとを評価すべきですから。


能力が低いひとが上司だと、「オレはこんなにやってるのに」という不満が大きくなる

これは上司に限った話ではないのですが、自分自身だけでなく周りも含めて「なぜあいつが」みたいなひとが評価され昇格していくと、これまたモチベーションだださがりです。ほんとうにやったれれません。


なぜこのような状況になる要因はいくつか考えられます。「年功序列を守っている」「派閥みたいなのがあり能力よりおべんちゃら重視である」「とにかく上司が好きなタイプが昇格していく」あたりが多いですかね。


変化への柔軟な対応や新しいチャレンジが求められる昨今の状況に、こんな評価でひとを昇格しているようでは、その会社は長くありません。能力や人間性が伴わない幹部が多い組織は廃れていきます。そんな会社はさっさと辞めましょう。


きちんと評価される環境で働くために

まず、現在の会社がどのようにひとを評価しているか制度と実態を観察しましょう。会社によっては人材評価の重大さを認識し、制度改定を進めているところもあります。数年前から年功序列的な制度・実態から何とかしようとしている会社は数多くでてきました。


会社が変わろうとしているのであれば、「1年ぐらい待って様子を見る」というのもありです。ですが、その場合も会社や上司には「次のタイミングで評価されなければ辞めます」ぐらい伝えてしまいましょう。


それでも会社や組織が変わりそうにない、またそもそも変わろうともしていないということであれば、スパッと辞めてあなたを必要としてくれる会社への転職をオススメします。